元日本代表MF増田誓志(27)の韓国語は上手くなったのだろうか?
などと、心配もしていたが、安心して欲しい。

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昨シーズン蔚山入りした増田は、シーズン序盤だが、韓国で走ったことのあるどの日本選手よりもずば抜けた活躍を繰り広げファンたちの幅広い愛を受けている。


▼その後の活躍

そして、今年は大宮に期限付き移籍(レンタル)されていたことを知る人は少なかったのではないだろうか。

通算出場23戦で1得点という、少しばかり目立たない成績であった。

また、残念なことに大宮はJ2に降格することになった。

12月13日、大宮との契約満了し、その後の移籍先は決まっていないようだ。

再び韓国のKリーグに戻る公算も強く残る
そもそも、移籍先の韓国のKリーグ蔚山を足がかりにヨーロッパを目指している様であるが、Kリーグは新たな日本人プレーヤーの移籍先となりうるだろうか?



▼昨年の蔚山の増田誓志の活躍

増田はチームがKリーグの最終節のロスタイムで相手にゴールを許し優勝こそ逃したが、首位を走ったチームにあって全38試合中35試合出場4ゴールを記録。



▼日本人プレーヤーが韓国に渡ると言うこと

日本国内のクラブで自身の望む契約が得られなかった選手の行き場となるか?

少なくとも、変化に飢えていた増田は、JよりKを選んだが。



「JリーグとKリーグではプレースタイルの違いがある」

この点を明確に自覚し、自らの持ち味を活かす事が出来れば活躍の場も、勝算もあるに違いない。

監督の命令に従わねばプレー機会を失うと言うことも忘れてはならないが。



▼Kリーグを足がかりにヨーロッパを目指す。

増田自身も「変化の先に大きな目標がある」と言っている。

「ヨーロッパに行きたいんです。行けるのならすぐにでも、という気持ちはあるんですが来年も蔚山に残ることにしました。ACL出場権獲得に自分も貢献できたと思うので、これに出場しようと。韓国でプレーして、個の力で局面を解決する力がついたと思います。組織がベースの日本に対し、ここは個の力で攻める、守りきるといった状況が多々ありますからね」

「日本代表に選ばれたい。そして、ヨーロッパに行きたい。そのために韓国に来ていますから」

Kリーグから、新たな成功事例が生まれつつある。




▼増田日本代表経歴

増田は派手な日本のMFの中でも年代別代表をすべて経験した。
エリートコースを歩んできた。
だが同年代には長谷部誠などの錚々たる"ホールディングマン"がいて、大きなチャンスを掴ず、代表メンバーのリストに外れたりしたことも多い。

2012年のキリン杯アイスランド戦ではザッケローニ監督に「(増田は)貢献度も高く、たくさん走る選手だ。しかし現代表には席がない」言われた。


Jリーグ時代には浮き沈みを経験

増田は2004年に鹿島アントラーズでデビューし、ヴィッセル神戸戦でゴールを決め印象深いデビューを果たした。
ルックスのためか、女性ファンに絶大な支持を得た。
2004年から2009年までは主戦級の活躍を繰り広げたが、監督が交代する度にレギュラーの座を揺さぶられた


増田のスタイルはKリーグ向き

増田は体当たりに強く、他のポジションのカバープレーに長け、圧迫と体当たりに脆弱なJリーグとは少し違う。
ただ日本サッカーのトレンドとかけ離れている感がある。










Jリーグにとどまらない、増田選手の今後の活躍に、今後も注目して行きたい。

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