羽生結弦選手がなんとNHK杯に奇跡の出場!
欠場するのではないかと怪我を心配していたファンも一安心。
11月8日の中国・上海大会で、同じグループ、男子フリーの最終滑走組の公式練習中に、エン・カン選手(中国)と派手に激突してしまった、羽生結弦選手でした。
オーサーコーチの話では、すでに練習で4回転ジャンプも成功させており出場には問題ないと話しているそうですが…。
▼「ここにいるのが奇跡」羽生、復活へ悲壮な決意
会見にはスーツ姿で登場。
あごには絆創膏が貼られていた。
(写真:サンケイスポーツ)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯が28日、大阪・なみはやドームで開幕する。
第3戦の中国杯(上海)で中国選手と激突して負傷したソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(19)=ANA=は27日、午後の公式練習に参加。
4回転はサルコーが決まらず、トーループの成功率も低かった。
頭部挫創や左大腿挫傷などからの復活へ向け、悲壮感を漂わせた。
20日ぶりの肉声が届いた。
7日の中国杯ショートプログラム(SP)以来、公の場で言葉を発していなかった羽生が、スーツに身を包み、表情を引き締めた。
公式練習後に大阪市内のホテルで行われた会見で、思いの丈を打ち明けた。
「自分の限界に挑んでいる。ある意味、死と隣り合わせ。ここにいること自体、奇跡に近い。自分の体に感謝している」
無数のシャッター音が響き渡るなか、銀盤に立った。
公式練習ではフリーで演じる『オペラ座の怪人』を流して滑ったが4回転のサルコー、トーループは決まらず。
与えられた40分間をフルに使い、計32本のジャンプに挑んだが、成功率は普段よりも低かった。
他の選手にぶつからないように、以前より慎重に滑る姿も印象的だった。
最も深刻な負傷箇所は左大腿挫傷だった。
9日の帰国直後は「痛くて寝られず、歩くのも大変だった」という。
欠場に心が傾いた時期もあった。氷上練習を再開してまだ1週間ほど。
万全でない羽生を突き動かすのは、V2を目指すGPファイナルへの意欲だ。
傷つきながら2位に入った中国杯をむだにはしない。
3位以内で自力でのファイナル進出が決まる。
SPは4回転を演技後半から負担の少ない前半に変え、フリーでは負傷直後の中国杯と同じく、後半の4回転を回避する。
強行出場の賛否両論は、リンク上で答えを出す。
「万全の状態じゃないし、体力も落ちている。(周囲が)ファイナルにいきたい意思を尊重してくれた。今できる、最高の演技をしたい」
28日のSPは、世界ランキングに応じた滑走順で最終11番目となった。
再びリスクを背負うのは百も承知だ。
午後8時25分、日本中が注目する復活の演技が幕を開ける。
記事・情報出典:サンケイスポーツ 11月28日(金)7時0分配信
▼グランプリシリーズのファイナル出場の為だとしたなら…
羽生結弦選手が今月28日に行われるNHK杯に出場するのか欠場するのかの大きな注目を集めていました。
ですが羽生結弦選手がグランプリシリーズのファイナルに出場するためには、今回のNHK杯に欠場すると2試合の出場が必要なグランプリシリーズのファイナルに出場できなくなります。
そんな事情もあって、出場を強行せざるを得なかったとしたのなら無理をして欲しくは無かったのですが…。
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