▼家宅捜索
小渕優子衆議院議員を巡る政治資金問題で、東京地検特捜部は、30日朝から元秘書で収支報告書を作成していたとされる中之条町の前町長の自宅や小渕氏の事務所など関係先の強制捜査に乗り出しました。

家宅捜索を受けているのは、小渕氏の元秘書で、中之条町の折田謙一郎前町長(66)の自宅、そして高崎市にある小渕議員の事務所など数か所です。
小渕氏が関連する政治団体が開催した「観劇会」などを巡り、政治資金収支報告書の収支が大幅に合わない問題では、市民団体が政治資金規正法違反などの疑いで告発状を提出しています。

特捜部はこれまでに折田前町長を任意で事情聴取するなどしていましたが、30日、関係先の強制捜査に乗り出したことで、不透明な政治資金の流れについて違法性が問えるかなど本格的に捜査を進める見通しです。

出典:TBS系(JNN)


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▼議員辞職
また、小渕優子前経済産業相は29日、責任をとって議員辞職する方向で検討に入っているとのことです。

自民党幹部は同日夜、「この局面では議員辞職するしかない」と語り、小渕氏が議員辞職する公算が大きくなった。

小渕氏は自らの監督責任は免れないと判断しているようだ。



観劇費などの支出は2年間で3384万円と記載しており、収支で2642万円の差額が生じており、小渕氏側が負担していれば、利益供与を禁じている”公職選挙法に抵触”する可能性がある。

野党側は小渕氏に対し、なおも説明責任を求めており、国会で追及する構えを崩していない。

このため、小渕氏は現在、事実関係を調べている。

こうした中、東京地検特捜部が、収支報告書を作成したとされる群馬県中之条町の折田謙一郎前町長から任意で事情を聴いていたが中之条町の前町長の自宅や小渕氏の事務所など関係先の強制捜査に乗り出した。

出典:産経新聞

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